意志力を鍛える方法 (前編)

初めまして!!

このサイトでは海外のインフルエンサーや起業家を中心に人生よりよく生きるための知識を皆さんと共に学んでいきたいと思います。

最初が意志力について,スタンフォード大学の准教授であり,神経科学者でもあるアンドリューヒュバーマン博士とデイヴィッドゴギンズさんの対談を元に考えていきたいと思います。

今回参考にした動画はこちら↓

まず初めに,デイヴィッドゴギンズさん(以下ゴギンズ)について紹介します。

アメリカ海軍の特別部隊,最強部隊の1つである「Navy SEALs」にいた経歴,さらには65日ほどで約5000kmを走る,217kmを30時間18分で走り切るという現実離れした記録を持っており,現在多くの人がゴギンズの発言に注目しています。

そんなゴギンズは1975年に生まれ,彼は黒人だと言う理由で多くの人から人種差別をされ育っていきます。彼は学習障害,ADHDと診断され特別学校で学ぶこととなり,周りの人たちと同じ教育を受けることができず,読み書きもろくにできず学びたいことを学ぶチャンスすら訪れない,そんな状況にゴギンズは絶望していました。そして対談の中でゴギンズは言います。「ADHDだったり学習障害を持っている人たちは悪いと思わない。ただ健康に育ちしっかりと集中して取り組めばどんなことでもできる多くの人がやりたくない,めんどくさいと言うだけで勉強すらまともにやらないと言うのはどういうことなのだろうか」

ゴギンズは現在救急救命士としてたくさんの人の命を救おうと努力しています。そして勉強を続けています。勉強をする上でのコツなどなくただひたすら勉強し勉強しページを覚え同じページを覚えひたすらに勉強するそうです。名前を覚えるだけでなく,薬の効果を覚えるのではなく,どのように,なぜ薬の効果が効くのか,すみずみまで勉強する。ゴギンズは誰も信じてはくれないが自分のことを底辺レベルの頭だと言っており,すぐ覚えたことを忘れてしまう,そこにコツなどはない,覚えられなかったらひたすら書いて書いて覚えて覚えて忘れてまた書いての繰り返し。ひたすら勉強をする。それに尽きる。

そして彼は言います,「学習障害,ADHD,何も才能がなく学ぶ力が優れているわけでもない私が億万長者になれた。あなたにそれができないわけがない」

さて,では本題に入ります。どうすれば意志力を鍛え自分のやるべきことに全力を注げるのでしょうか?


1,今のあなたに不必要なものを排除する

今のあなたにとって何が不必要なものでしょうか。スマホ?ゲーム?もしかしたらあれもこれもいらない?

いいえ,全てです。ゴギンズは大好きだったバスケットボールも犠牲にしました。現代ではほぼ全てのものがあなたの時間を奪おうと必死になっています。ゲーム,スマホ,YouTube,このサイトだってそうです。やることに関係ないものは排除していき,それが難しい人はタイムロッキングコンテナなどを使い物理的に使えない状況を作っていきましょう。タイムロッキングコンテナは中身が見えなくなるものをお勧めします。

2,やりたくないことをやる

やりたくないことをやる。これがどれだけ難しいことか皆さんなら分かるでしょう。ゴギンズは常にやりたくないことを自分から進んで行っています。ゴギンズはやりたくないことから逃げようとした時,昔の思い出したくもない自分に戻ってしまうと思いやりたくないこともやらなくてはいけない衝動に駆られるそうです。

ヒュバーマン博士もこれについて言及しており,脳の前帯状皮質と言われる部分がやりたくないことをやった時に大きくなり,そこから逃げてしまうとその部分が収縮してしまうそうです。そしてアスリートなどの一流の人たちはこの前帯状皮質が大きく,様々な困難も乗り越えることができています。要するにやりたくないことをやることで,やりたくないこともできるようになるのです。最初の一歩さえ出せればもう成功の道に大きく進むことになります。ただやりたくなかったことが経験していく中で楽しいことに変わった時,それを行っても効果がなくなるので必ずやりたくないことを行なってください。

これはまだ動画の前半部分でまだ半分ほど内容が残っています。後半部分は次回紹介しますが時間のある人はぜひこの動画を見ることを推奨します。YouTubeの自動翻訳機能を使うなどして見てみてください,私たちが如何に怠惰であるかが分かると思います。

最後にここまでで私が心に残ったゴギンズの言葉をここに残そうと思います。

「no passion, no discipline, no motivation, all these words. I hate that so many people fucking use these words nowbecause it’s watered. Someone sitting in the room by themselves and they figure themselves out and say, god, thisis going to fucking suck. Where’s passion when you’re 300 pounds?Where’s the motivation when you can’t read and write? Where is it? So how did this happen?I just fucking did. I just did. I said maybe at the end of this journey, there will be something there for me.If not, I can read. If not, I’m 185 fucking pounds.There was no magic potion. There was no, oh, let me wake up and look at some shit.No. All those words are overused. They’re bullshit. It’s all bullshit.Just do. You’re living. How do you want to live? How do you want to die?How do you want to fucking be remembered? That’s it. That’s it.」

「情熱も、規律も、モチベーションも、今やみんなが使いすぎて、その言葉の意味が薄れてしまっているのが本当に嫌なんだ。誰もいない部屋で自分自身と向き合って、「これからが本当にしんどい」って分かっているのに、どこに情熱がある?どこにモチベーションがある?体重が136キロの時に、それがどこにあるっていうんだ?読み書きもできないときに、それがどこにある?

じゃあどうやって乗り越えたのかって?ただ、やったんだ。とにかくやり続けた。もしかしたら、この旅の終わりには何かが待っているかもしれない。もし何もなかったとしても、読み書きができるようになった。体重も84キロになった。魔法の薬なんてないし、「よし、何かを見てやる気を出そう」なんてこともない。そんな言葉なんて全部使いすぎて意味がない。全部くだらないんだ。ただやるだけ。

生きているなら、どう生きたい?どう死にたい?どうやって覚えてもらいたい?それだけだ。それが全てだ。」

モチベーションややる気を探すことはやりたくないことを先延ばしにするための時間稼ぎをしているだけなのかもしれません。

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